蒸籠
チョンロン
名詞
標準
Chinese bamboo steamer
文例 · 用例
すぐに引越し蕎麦を大蒸籠で配ったのが、微酔のお孝であった。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
その日、はじめて店をあけた通りの地久庵の蒸籠をつる/\と平げて、「やつと蕎麥にありついた。
— 泉鏡太郎 『十六夜』 青空文庫
でつぷりとして、然も頬骨の張つたのが、あたり芋を半分に流して、蒸籠を二枚積み、種ものを控へて、銚子を四本並べてゐる。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
鼻柱になほ迸つて、ぽた/\と蒸籠にしたゝり猪口に刎ねた血に、ぷんと、※草の臭がした。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
蒸籠から出したばかりのまんじゅうからは、暖かそうな蒸気がゆるやかな渦を巻いて立ちのぼっている。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
電燈のついたばかりの、町店が、一軒、檐下のごく端近で、大蜃の吹出したような、湯気をむらむらと立てると、蒸籠から簀の子へぶちまけました、うまそうな、饅頭と、真黄色な?
— 泉鏡花 『菊あわせ』 青空文庫
対手が差配さんなり、稲荷は店請の義理があるから、てッきり剣呑みと思ったそうで、家主の蕎麦屋から配って来た、引越の蒸籠のようだ、唯今あけます、とほうほうの体で引退ったんで。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
おつぎは熱いふかしを蒸籠から杓子で臼へ扱き落しながら側に立つて居る與吉へ少し遣つた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
作例 · 標準
熱々の肉まんを蒸籠で蒸し、家族みんなで囲んで食べた。
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この料理には、竹製の蒸籠でゆっくりと火を通すのが一番だ。
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新しい蒸籠を買ったので、今週末は点心作りに挑戦しようと思う。
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ウィキペディア
蒸籠(蒸篭、せいろ、せいろう)は、竹や木を編んで作られた蒸し料理用の調理器具。
出典: 蒸籠 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0