呱々
ここ
名詞頻度ランク #191 · 青空 39 例
標準
cry of a baby at birth
文例 · 用例
のみならず、前二代に作用した進化の法則と、彼等が呱々の聲を擧げて以來絶間なく享けた教育とは、漸く彼等の肺の組織を複雜にし、彼等の官能を鋭敏ならしめてゐる。
— 石川啄木 『田園の思慕』 青空文庫
然るに彼等は呱々の声の中より既にこの霊性を喪へるを自識せざる可らざる運命に抱かれてありたり、自然なる願欲は抑へて、不自然なる屈従を学ばざる可らざるタイムの籠に投げられてありたり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
映画がセルロイド工業と密接な関係において呱々の声を上げたということは、この芸術の将来の無限の発展性を約束しているように思われる。
— 平林初之輔 『文芸は進化するか、その他』 青空文庫
われ等の生活上の科学を、次の世界を夢想する科学を、われ等の生命を脅かす科学を、その他いろいろな科学を土台として、科学小説はいまや呱々の声をあげようとしている。
— 海野十三 『『地球盗難』の作者の言葉』 青空文庫
作曲して見たのが此時、自分が呱々の聲をあげて以來二十一年、實際初めてゞあるに關らず、恥かし乍ら自白すると、出來上つたのを聲の透る我が妻に歌はせて聞いた時の感じでは、少々巧い、と思はれた。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
作曲して見たのが此時、自分が呱々の声をあげて以来二十一年、実際初めてゞあるに関らず、恥かし乍ら自白すると、出来上つたのを声の透る我が妻に歌はせて聞いた時の感じでは、少々巧い、と思はれた。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
やがて、銀盤を竹の箆で摩擦する音のような、いわゆる呱々の声がきこえました。
— 小酒井不木 『印象』 青空文庫
蔡温は彼れの死後七年にして呱々の声を挙げました。
— 伊波普猷 『琉球史の趨勢』 青空文庫
作例 · 標準
生まれたばかりの赤ん坊の呱々(ここ)の声が部屋に響いた。
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産声ともいえる呱々(ここ)の声を聞き、感動した。
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賑やかな呱々(ここ)の声が、新しい命の誕生を告げていた。
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