茶坊主
ちゃぼうず
名詞
標準
tea-server
文例 · 用例
「そうかい、体はそれで可いとした処で、お前さんのような御身分じゃあ、鎖を下ろした御門もあろうし、お次にはお茶坊主、宿直の武士というのが控えてる位なもんじゃあないか。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
まあ、茶坊主でしょう?
— 太宰治 『庭』 青空文庫
」と、当惑し切ってもじもじしている茶坊主をつかまえて、殿へも聞えよがしの雑言。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
私は、ふと、木村|重成と茶坊主の話を思い出した。
— 太宰治 『親友交歓』 青空文庫
しかも前記三氏の場合、その三偉人はおのおの、その時、奇妙に高い優越感を抱いていたらしい節がほの見えて、あれでは茶坊主でも、馬子でも、ぶん殴りたくなるのも、もっともだと、かえってそれらの無頼漢に同情の心をさえ寄せていたのである。
— 太宰治 『親友交歓』 青空文庫
それでもなるべくは人数が多い方がいいというので、いやがる茶坊主どもまでを狩りあつめて来て、夜の五つ(午後八時)頃から第一番の浦辺四郎七という若侍が、まず怪談の口を切った。
— 岡本綺堂 『百物語』 青空文庫
長袴は辷る、上下は蹴躓く、茶坊主は転ぶ、女中は泣く。
— 泉鏡花 『妖魔の辻占』 青空文庫
それは十三四歳の茶坊主で、待たせてある喜右衛門に茶でも運んで来たのかと思うと、かれは一向に見向きもしないで、床の間にかけてある紙表具の山水の掛物に手をかけた。
— 一つ目小僧 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
昔、お殿様のそばには、お茶を出す茶坊主が仕えていた。
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茶坊主は、客をもてなすために心を込めてお茶を点てた。
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彼の仕事は、上役の機嫌を損ねないよう、常に気を配る茶坊主のようなものだった。
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標準
flatterer
作例 · 標準
彼はいつも上司の顔色を伺い、茶坊主のような振る舞いをしていた。
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あの部長の周りには、いつも茶坊主のような部下たちが群がっている。
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自分の意見を持たず、他人のご機嫌取りばかりする茶坊主は嫌われるだろう。
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