千円札
せんえんさつ
名詞
標準
1,000 yen bill
文例 · 用例
どうです、旨いでしょう」「なんだ千円札じゃないか。
— 斎藤茂吉 『紙幣鶴』 青空文庫
オナカがペコペコなんですもの」「では日野サン、一枚ワタクシに売ってください」 セラダはテーブルの上へ千円札をおきました。
— 坂口安吾 『裏切り』 青空文庫
辻はその足で再び現場へ急行してみると、今しもその後の発表が行われたところで、大川のボストンバッグの焼けたのが発見されその中に約百万円ぐらいと推定される千円札束の燃え屑があったそうだ。
— 坂口安吾 『能面の秘密』 青空文庫
カツレツがいいな」「そんなお金ないよ」 ドロボー君、渋々千円札を一枚渡した。
— 人生オペラ 第二回 『吝嗇神の宿』 青空文庫
それにしちア、水くさいな」「なにがさ」「お前、さっきの千円札のオツリ返さねえじゃないか」「アレエ。
— 人生オペラ 第二回 『吝嗇神の宿』 青空文庫
すぐに、急いで」 女は葉子のテーブルの伝票の上へポケットからつかみだした千円札を一枚ポイと投げ重ねて、葉子の腕をとるようにしてせきたてた。
— 坂口安吾 『左近の怒り』 青空文庫
ハンドバッグの中には、その日のため貯めておいた千円札と百円札。
— 久坂葉子 『幾度目かの最期』 青空文庫
吾妻橋へ出るようになっても客のつくことには変りがなく、その月の末にはハンドバッグの中に入れた紙入には百円札や千円札がいくら押込もうとしても押込めない程であった。
— 永井荷風 『吾妻橋』 青空文庫
作例 · 標準
財布の中に千円札が数枚入っていた。
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「これで千円札一枚分ですね」と店員がレジを閉めた。
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昔は千円札の肖像画は伊藤博文だった。
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