自評
じひょう
名詞
標準
文例 · 用例
それならば、一葉自身「たけくらべ」に対してどんな客観的な自評を抱懐していたかと云えば、今日私たちがうなずけ得るのは、賞讚への不安と物足りなさの表現ばかりである。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
翌十一日、自由進歩両党、各自評議員会に於て、合同を決議。
— 木下尚江 『政治の破産者・田中正造』 青空文庫
わたくしが個人雑誌『花月』の誌上に、『かかでもの記』を掲げて文壇の経歴を述べたのは今より十五、六年以前であるが、初は『自作自評』と題して旧作の一篇ごとに執筆の来由を陳べ、これによって半面はおのずから自叙伝ともなるようにしたいと考えた。
— 永井荷風 『正宗谷崎両氏の批評に答う』 青空文庫