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見栄坊

みえぼう
形容動詞名詞
1
標準
fop
文例 · 用例
作家というものは、ずいぶん見栄坊であって、自分のひそかに苦心した作品など、苦心しなかったようにして誇示したいものだ。
太宰治 創作余談 青空文庫
一たいが、小づくりで、薄皮膚の色の白いやはらかに素直な毛をそつとわけて声もほそぼそと、歴史といふ遠い昔の夢をロマンチツクにおどおどと語る――ただ、すこしほんのすこしではあるけれども、見栄坊に気どつて年頃の女生徒への多少の対感意識はあつたやうでした。
岡本かの子 ある男の死 青空文庫
美女は美女なりに、醜女は醜女なりに、いかにも女性の心の弱さ、お洒落さ、見栄坊であることを象徴して好い。
岡本かの子 女性の不平とよろこび 青空文庫
誰れにだって出来ねえことを、一と息でやって見せようと見栄坊を張ってやがるんだ!
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
しかし、私はかなりの見栄坊であった。
太宰治 チャンス 青空文庫
そのような醜い形をして、私が外出すればかならず影のごとくちゃんと私につき従い、少年少女までが、やあ、へんてこな犬じゃと指さして笑うこともあり、多少|見栄坊の私は、いくらすまして歩いても、なんにもならなくなるのである。
―伊馬鵜平君に与える― 畜犬談 青空文庫
見栄坊よ、伯父さん。
織田作之助 夜の構図 青空文庫
」「そんなに見栄坊では、兵隊になれませんよ。
太宰治 未帰還の友に 青空文庫
作例 · 標準
あの見栄坊な男は、いつも最新の流行を追いかけている。
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彼は見栄坊で、外見ばかり気にして中身が伴わない。
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若い頃は私も少し見栄坊なところがあった。
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