釘を刺す
くぎをさす
表現動詞-五段-サ行
標準
to give a warning
文例 · 用例
釘を刺すのなら、一九八三年に刺しておくべきだったのだ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
つまり、さういふことなんです」「まさか、その通り言やすまい」 と、老博士は、細君の弁舌に釘を刺す。
— 岸田國士 『それができたら』 青空文庫
「裏から出て雨戸へ釘を刺すなり、心張りをするなりした上、まず店口へ火をつけて、それから元の裏口へ廻って、そこへも火を放けて家の中へ入ったのさ」「なるほどね」「店口には雑物は少ないが、裏は炭も薪もうんとある上、庇が藁葺で燃えがよい。
— 酒屋火事 『銭形平次捕物控』 青空文庫
禁裡の内務を宦官がつかさどるのは、漢の宮中の伝統で、それを憎んだり殺したりするのは、宗廟に対して非礼ではありませんか」 釘を刺すと、何進は、「おれはなにもそんなことを考えておりはせぬが……」 と、あいまいに答えたのみで退出してしまった。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫