逆立てる
さかだてる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to set on end (hair, fur, etc.)
文例 · 用例
そしてたまたま服装をその本来の意味に扱つている人間を見ると、彼らは眉を逆立てて憤慨するか、ないしは、眉を逆立てる演技をして見せることによつて、自分の立場の保鞏につとめていたのであろう。
— 伊丹万作 『戦争責任者の問題』 青空文庫
婦はそうなれば働き者の爺を引合いに出して、気力の弱って来た夫の気をいよいよ逆立てる。
— 金史良 『土城廊』 青空文庫
――あははは、パーマネントを逆立てるのがはやつたら大變だ。
— 長谷川時雨 『夏の夜』 青空文庫
彼は鱗を逆立てるように獲物を見据えているうちに、自分の体中に含められている剣が、次第にせり上り、口から噴き出てゆきそうな身顫いを感じるのだった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
それはちょうど雄鶏の頸の羽根を逆立てるのに似たものだった。
— 芥川龍之介 『彼 第二』 青空文庫
サン・シモンという名をきいても顔をこわばらせない人々が、会話の中に毛沢東とかスターリンという名が出ると、それが悪口でない限り、髪の毛をさかだてる権利があるように誤解しているのは何故だろうか。
— 宮本百合子 『「人間関係方面の成果」』 青空文庫
衣子がキリキリ柳眉をさかだてる。
— ――ゴロー三船とマゴコロの手記―― 『ジロリの女』 青空文庫
と、あにはからんや、柳眉をさかだてる段ではなく、ちょッとマツ毛をパチパチさせるぐらいのことがあったと思うと、ニッコリと、いと爽やかに私をふりむいて、「あなた、裏口営業というものに私をつれて行ってちょうだいよ。
— ――ゴロー三船とマゴコロの手記―― 『ジロリの女』 青空文庫
作例 · 標準
ハロウィンの仮装で、髪の毛を派手に逆立ててみた。
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