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論著

ろんちょ
名詞
1
標準
文例 · 用例
論著者の筆の巧妙をも認めないわけには行かない。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
太史とならばわが論著せんと欲するところを忘るるなかれ」といい、これこそ己に対する孝の最大なものだとて、爾それ念えやと繰返したとき、遷は俯首流涕してその命に背かざるべきを誓ったのである。
中島敦 李陵 青空文庫
」「そんなことを頼むよりも」と、また別な聲だ、「巖本君、あの田村君が出した論著を讀む方が手ツ取り早い、さ。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
それが乃ち義雄の刹那主義を發表した論著、「新自然主義」の要領である。
憑き物 泡鳴五部作 青空文庫
宗教であらうが、學問であらうが、藝術であらうが、危險思想である限りは、それを信仰したり、言論著作に發表したりしてはならない。
森林太郎 ロビンソン・クルソオ 青空文庫
(十一月二十九日)       九の五 アダム・スミス以前にも、貨幣、商業及び土地の改良等につき有力なる論著は少なからずあった。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
――以上述べた点は科学が自然科学から社会科学乃至哲学に近づけば近づく程、無論著しくなる。
戸坂潤 思想としての文学 青空文庫
附録を除いて正に四百頁に近い冊子に、研究に資する所|甚だ多く一読して趣味最も饒かなる琉球文献学上の論著二十五篇を収めたもので、主として一たび東都または郷土の雑誌や、新聞紙の上に表われたものを輯めたものである。
――伊波文学士の『古琉球』に及ぶ―― 南嶋を思いて 青空文庫