時間制
じかんせい
名詞
標準
文例 · 用例
異人さんと一緒にいると我儘をいうのも時間制度よ。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
勞働時間ハ一律ニ八時間制トシ日曜祭日ヲ休業シテ賃銀ヲ支拂フベシ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
これで労働が八時間制にでもなれば、青年達もてんでに自分で働いて、そして十分に勉強して行くことが出来るやうになるといふものだ。
— 田山録弥 『月明夜々』 青空文庫
そして、手伝いの人に時間制で来て貰うというようなの。
— 一九三七年(昭和十二年) 『獄中への手紙』 青空文庫
ギマン政策として日給三円以上は二十銭、二円以上十銭、二円以下六銭のね上げをしたが、日給を時間制にしたので、仕事がないと一文にもならぬ。
— 宮本百合子 『大衆闘争についてのノート』 青空文庫
伸子の入院している婦人ばかりの病棟では六人の看護婦が二十四時間を八時間制の三交代で勤務していた。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
それらの婦人たちは、工場婦人の倫理問題、衛生問題、労働時間制限問題、賃銀値上げ問題、夜業禁止問題等についても、また国際労働会議における日本の婦人労働顧問の人選などについても、何らの動く所がありません。
— 与謝野晶子 『婦人指導者への抗議』 青空文庫
この持ち時間、二十四時間だか六時間だか、とにかく、時間制始まって以来異例の対局で、何ヶ月かにわたって、骨をけずるような争碁を打ったことがある。
— 坂口安吾 『呉清源』 青空文庫