こっちの物
こっちのもの
表現名詞
標準
mine (ours) for the taking
文例 · 用例
それに本間の死んだことも聞かしてやったら、十に九つはこっちの物だ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
ようがす」 十に九つはこっちの物だという顔をして、松吉は威勢よく出て行った。
— 冬の金魚 『半七捕物帳』 青空文庫
遅かれ早かれ、こっちの物よ」 吉五郎は冷えた猪口を飲みほして、自信があるように微笑んでいると、兼松もおなじく得意らしく笑った。
— 白蝶怪 『半七捕物帳』 青空文庫
もうこっちの物だと云うような軽い心持になって、彼は堤のまんなかを飛んでゆく燕の影を見送りながら、ひとりで涼しそうにほほえんだ。
— 歩兵の髪切り 『半七捕物帳』 青空文庫
今夜お前たちはあの砲台を、こっちの物にしてしまうのじゃ。
— 芥川龍之介 『将軍』 青空文庫
22「ふん、こうなりゃアこっちの物さ。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
こっちの物にしようと考えているうちに、相撲に取られてしまいました。
— 年魚市の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
もちろん別々の配給生活にして、大根一本やらないけれども、同じ屋根の下にいるから、子供たちは、こっちの物を盗み食いする。
— 坂口安吾 『淪落の青春』 青空文庫
作例 · 標準
「このチャンスを掴めば、優勝はもうこっちの物だぞ!」
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契約書にサインさえもらえれば、この案件は完全にこっちの物だ。
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相手の隙を突いてボールを奪えば、試合の流れは一気にこっちの物になる。
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