相補性
そうほせい
名詞
標準
complementarity
文例 · 用例
現代の物理学者は相補性原理といっています。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
相補性原理とは、もちつもたれつということです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
有名なアインシュタインはかつて相対性原理を唱えましたが、もはやそれは古典物理学に属するもので、今日ではすべてのものは、互いにもちつもたれつの関係にある、すなわち相補性原理こそが真実だといわれています。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
その心境は、分析や論理などとは相補性をなすところの認識の形式、即ち悟入とか感得とかいう形で、これを証得するより外に道がない。
— ――『仙書参同契』の解説―― 『古代東洋への郷愁』 青空文庫
近代原子物理学の父ボーアの相補性原理が、その一番はっきりした拠点である。
— 中谷宇吉郎 『露伴先生と神仙道』 青空文庫
相補性原理によれば、人間の認識には限界がある。
— 中谷宇吉郎 『露伴先生と神仙道』 青空文庫
電子については、位置と速度とは、認識の上で相補性を示しているのである。
— 中谷宇吉郎 『露伴先生と神仙道』 青空文庫
そしてボーアを初め、優れた理論物理学者たちは、現在の物質科学と生命現象とは、この相補性の関係にあるのであろうと考えている。
— 中谷宇吉郎 『露伴先生と神仙道』 青空文庫
作例 · 標準
遺伝学において、DNAの二重らせん構造は塩基対の相補性によって保たれている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この二つの理論は対立しているように見えるが、実は互いの不足を補い合う相補性を持っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
リーダーとサブリーダーに求められるのは、得意分野が重ならない相補性の高い関係だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
相補性 は、量子力学の基本概念の一つ。1927年9月16日にイタリアのコモで開かれた国際会議において、デンマークの物理学者ニールス・ボーアによって提唱された。文献によっては相反性 とも表現される。
出典: 相補性 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0