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槍奉行

やりぶぎょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
明石が、十字架の旗を翻して、行方不明に終ったこと、毛利が徳川の本陣近くまで、肉迫したために、家康の旗が旗手の手から取残され、槍奉行の大久保彦左衛門がその旗を守って退却したなど、世人に余り知られぬいい話が残っている。
直木三十五 大阪を歩く 青空文庫
この他槍奉行、旗奉行、御蔵奉行、御料人様衆、御小姓衆、御しょう堂様衆、御|同朋衆、御使者番、御右筆衆、御伽衆、御茶堂衆に至るまで、その数およそ五百人、座を圧して居流れていた。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
」 長岡藩の槍奉行、坂田内蔵之丞の総領内記は、妻が眠るようにと、わざと燈を細めた行燈を無心に見詰め、耳をかしげながら呟いた。
国枝史郎 猿ヶ京片耳伝説 青空文庫
彼女がまだ娘であった頃、同藩――沼田藩の槍奉行、斉藤源太夫の息子源之進と結婚することになり、婚礼の席へ臨んだ。
国枝史郎 猿ヶ京片耳伝説 青空文庫
生家の井沼は代々の物がしら格上席で、父の玄蕃は御槍奉行を勤めていた。
山本周五郎 柘榴 青空文庫
縁談の相手は槍奉行を勤めている佐田権太夫の女で、権太夫が自分から玄一郎をみこんでの話だった。
山本周五郎 山だち問答 青空文庫
書院番のときにもいつかしら肝入役に推されていたし、馬廻り扈従に擢かれたのも番がしらが眼をつけたからだった、そして槍奉行の女との結婚には老職が仲人に立つという、もちろん式だけの役ではあろうが、――然しこれはかなり不相応だ、彼はそう考えた。
山本周五郎 山だち問答 青空文庫
御弓矢槍奉行の丹後守忠長はすぐに伺候した。
箭竹 日本婦道記 青空文庫
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槍奉行(やりぶぎょう)は、江戸幕府や諸藩に置かれた役職の1つ。鑓奉行、鎗奉行とも書かれる。

出典: 槍奉行 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0