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世変

せいへん
名詞
1
標準
change of times
文例 · 用例
されども春秋の比にいたりて、世変り時|遷りて、其道一向に用ゐられず。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
慶応三年の冬、此年頃|※醸せられてゐた世変が漸く成熟の期に達して、徳川|慶喜は大政を奉還し、将軍の職を辞した。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
柏軒の嗣|磐の世に至つて、世変に遭つて其所在を失つた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
この輩が学者の本色を忘却して世変に眩惑し、目下の利害を論じて東走西馳に忙わしくし、あるいは勤王といい、また佐幕と称し、学者の身をもって政治家の事を行わんとしたるの罪なり。
福沢諭吉 学問の独立 青空文庫
世変りゆく大迷路 ジメネス教授が、「蕨の切り株」をとり巻く湿地を調査して、まるで海図みたいに足掛りの個所を記入した地図がある。
水棲人 人外魔境 青空文庫
けだし時世変遷の然らしむるところなり。
永井荷風 桑中喜語 青空文庫
シューベルトこそは真に人間の母の生んだもののうち、最もよき魂であり、百世変ることなき、人類の友であると言えるだろう。
野村胡堂 楽聖物語 青空文庫
八月八日第二次の伊藤内閣が成ったが、その顔ぶれは藩閥政治家の交替にすぎず、独り大蔵の渡辺国武が信州人であるのを世人は異数とし、もって世変を見るに足るものとした。
大鹿卓 渡良瀬川 青空文庫
作例 · 標準
激しい世変の時代にあっても、彼は自身の信念を貫いた。
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昔の価値観は、現代の世変に合わなくなってきている。
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この小説は、明治維新という大きな世変を描いている。
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