毒男
どくお
名詞
標準
lonely heart
文例 · 用例
昔ある国での話であるが、天文の学生が怠けて星の観測簿を偽造して先生に差出したら忽ち見破られてひどくお眼玉を頂戴した。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
同じように地震もまた臆病な子供の私をひどくおびえさせたものの一つである。
— 寺田寅彦 『家庭の人へ』 青空文庫
王様はどう云う訳かさっきからひどくお悦びでございます。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
旧時代のハイカラ岸田吟香の洋品店へ、Sちゃんが象印の歯みがきを買いに行ったら、どう聞き違えたものか、おかしなゴム製の袋を小僧がにやにやしながら持ち出したと言って、ひどくおかしがって話したことを思い出す。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
」「バイオタさんがひどくおなかが痛がってます。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
年の若い女中はひどくおびえているらしいので、僕もなんだか気の毒になって、あるいは奥さんが夜なかに起きて自分で人形をいじったのかも知れないというと、女中は半信半疑らしい顔をしながら、そういえばそうかも知れませんねとうなずいていた。
— 岡本綺堂 『河鹿』 青空文庫
長女のマサ子も、長男の義太郎も、何か両親のそんな気持のこだわりを敏感に察するものらしく、ひどくおとなしく代用食の蒸パンをズルチンの紅茶にひたしてたべています。
— 太宰治 『おさん』 青空文庫
あなたも、ひどくおいそがしくなりました。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自虐的に「俺は毒男だから」と言って、恋人探しを諦めていた。
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いわゆる毒男と呼ばれる人々は、恋愛に奥手な傾向がある。
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毒男の友人が、婚活パーティーでついに運命の人と出会ったらしい。
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