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来積

らいせき
名詞
1
標準
文例 · 用例
今ここでヨーコと別れてしまうことは、タケシにとってそれ以来積み上げてきたことのすべてを失うことに思えたのである。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
彼ら植物群の本能イズムとそのエネルギーは、人類が従来積上げたあらゆる文化力や防衛力を笑殺し、無慈悲に蹂躙し、そして無残に破壊して行く。
海野十三 予報省告示 青空文庫
小西君は元来積極的性格が著しい。
佐々木邦 善根鈍根 青空文庫
ぼつさりした音を立てて、何百年來積つた塵の煙を立てて、倒れるのももう間近いやうな氣がする。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
初めて蚊帳を釣らなくなつた晩に沁々と物懷しく秋になつたなと感じたあの心持――あの鮮かな、青く澄んだ、ふつくらした感覺をもう一度取返して、自然のあはれをつく/″\味ふことが出來たら、それ以來積んで來た一切の經驗と知識とを代償とするに何の未練もない。
阿部次郎 三太郎の日記 第一 青空文庫