腰をかがめる
こしをかがめる
表現動詞-一段
標準
to bend forward
文例 · 用例
するとアダはレデイ振って、右足を後に引いて心もち腰をかがめる犬の真似をした。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
先刻は……」と、いい難きを忍んで、立ったまま丁寧に小腰をかがめると、夫人はひどく上機嫌で、「まあ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
」と、お石は小腰をかがめるやうにしたが、猫車の柄を押してゐる手を下におくことは出來なかつた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
彼は腰をかがめると、入口に斃れている松ヶ谷学士を肩に担ぐと、ドンドン階段の方へ駈け出して行った。
— 海野十三 『国際殺人団の崩壊』 青空文庫
」「…………」 みほ子は何のことかよく分らず躊躇していたが、小腰をかがめるようにして真面目に答えた。
— 宮本百合子 『道づれ』 青空文庫
「ちょっとここへ来ておくれ」「はあい」 小妻はまだ昼からの寝巻姿でひどく蒼ざめて、凹んだ眼縁に暗い蔭を見せながら、腰をかがめるようにして出て来た。
— 地に潜むもの 『地上』 青空文庫
彼は腰をかがめるやうにし、何度も猫の名を呼んで見たりした。
— 芥川龍之介 『貝殼』 青空文庫
」 胸をさすって、小腰をかがめると、狡そうな目つきに、妙な微笑を見せて、「折り入って、話があるのだが――」 と、あたりを見まわすようにして、「御隠居の御息女が、あちらで、酔をさましていらっしゃる。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
天井の極端に低い地下室に入るため、深く腰をかがめてゆっくりと進んだ。
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おばあさんは腰をかがめて、道端に咲く名もなき小さな花を愛おしそうに見ていた。
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子供と同じ目線になるように腰をかがめて、優しく言い聞かせるように語りかけた。
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