卵黄
らんおう
名詞頻度ランク #41766 · 青空 15 例
標準
egg yolk
文例 · 用例
一体卵が産み出さるる前にどんな道筋を経て来るかというに、始め卵黄だけが輸卵管へ出て来ると、そこで白味が来て取り巻く、これに膜が出来てその上に殻が分泌され管から押し出されるうちに固まってしまう。
— 寺田寅彦 『卵の形』 青空文庫
縁の欄干から軒にかけて一面に張りつめた金網にはナスターシャムと honey-suckle とが細かくからみ合って花をつけながら、卵黄ほどな黄金の光を板や壁の所々に投げ与えていた。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
灰が薄れると太陽が銅色や卵黄色に見えた。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
紅紫と卵黄の色彩の喰み合いはまだ何の模様とも判らない。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
「お酌しましょうよ」 わたくしはこの間に、ほんの四つ五つの型だけで全身を覆うほどの大矢羽根が紅紫の鹿の子模様で埋り、余地の卵黄色も赤白の鹿の子模様で埋まっているのを見て、この雛妓の所作のどこやら場末臭いもののあるのに比して、案外着物には抱え主は念を入れているなと見詰めていた。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
丁度遠く河上の方から展けて来た青空が街の屋根に近づいて卵黄色に濁りかけている境に小形の旅客飛行機がゆったり小さな姿を現わした。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
由って掘り試むるに、銀あって中に夥しく金を裹めり、その銀数片を夢判じにやると、銀より金が欲しい思し召しから、卵黄の方も少々戴きたいものだと言うたそうな。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
そして、宛然蹲る大獣のように物凄い黒色が仄明るい空を画ると、漸々その極度の暗黒を破って、生みたての卵黄のように、円らかにも美くしい月が現われるのでございます。
— 宮本百合子 『C先生への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
プリンの材料は、牛乳と砂糖とたっぷりの卵黄だ。
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新鮮な卵黄は色が濃く、栄養も豊富だと言われている。
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このソースは、卵黄とオリーブオイルを乳化させて作られている。
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