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能動的

のうどうてき
形容動詞
1
標準
active
文例 · 用例
以上は、火山を、それ自ら単独のものとして、観察したのであるが、このような能動的な、積極的な、神経が尖って、触覚が鋭敏な火山が、日本アルプスの大山系に潜ぐり込み、そこから赤裸になって躍り出したところに、いかばかり特色のある山岳景を作り出したか、私は次にこれを言って見たいのである。
小島烏水 日本山岳景の特色 青空文庫
仏教的な無常観から解放された現代人にとっては、積極的な「風流」、能動的な「さび」はいくらでも可能であると思われる。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
だから新作家のことを云々するのも全く他人事ならず苦しく、指導的精神もおせつかいもある筈はないのだが、尾崎一雄君など随分と永い間まことにひた向きなる精進をつゞけて、力量だつて備つてゐるのに、何故もつと能動的にぽんぽんと書かないのだらう。
牧野信一 浪曼的月評 青空文庫
須田の場合は同じ古典画作りとしても、須田式な現実感があり、能動的な虚無主義者として躍如としてゐる。
美術論・画論 小熊秀雄全集−19− 青空文庫
雁江の動作は何彼につけて能動的になった。
原民喜 滑走 青空文庫
そのうち、個人あって経験あるにあらず、経験あって個人あるのである、個人的区別より経験が根本的であるという考から独我論を脱することができ、また経験を能動的と考うることに由ってフィヒテ以後の超越哲学とも調和し得るかのように考え、遂にこの書の第二編を書いたのであるが、その不完全なることはいうまでもない。
西田幾多郎 善の研究 青空文庫
普通には知覚的経験の如きは所動的で、その作用が凡て無意識であり、思惟はこれに反し能動的でその作用が凡て意識的であると考えられている。
西田幾多郎 善の研究 青空文庫
純粋経験とは単一とか所動的とかいう意味ならば思惟と相反するでもあろうが、経験とはありのままを知るという意ならば、単一とか所動的とかいうことはかえって純粋経験の状態とはいわれない、真に直接なる状態は構成的で能動的である。
西田幾多郎 善の研究 青空文庫
作例 · 標準
能動的に意見を出し、会議を活性化させた。
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彼は常に能動的な姿勢で仕事に取り組んでいる。
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「もっと能動的に行動しないと、チャンスを逃してしまうよ!」と先輩が助言してくれた。
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