幻辞.com

酷烈

こくれつ
形容動詞名詞
1
標準
severity
文例 · 用例
百姓の生きて働く暑さ哉「生きて働く」という言葉が、如何にも肉体的に酷烈で、炎熱の下に喘ぐような響を持っている。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
支那風の美人、美少女、美少年が、あらゆる残忍酷烈な刑に処せられて笞打たれ、絞め殺され、焙られ、焼かれ、煮られ、引き裂かれ、又は猛獣の餌食にあたえられて行く凄愴、陰惨を極めた場面の極彩色密画であった。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
酷烈な気もちに追いつめられて見ていたそのどんづまりから湧き出した涼感であったかも知れないのだが。
岡本かの子 真夏の幻覚 青空文庫
謂わば、「死ぬほど淋しいところ」の酷烈な孤独感をやっと捕えた。
太宰治 佐渡 青空文庫
人類の先祖は、一億萬年もの長い間、非力な頼りない動物として、酷烈な自然と鬪ひながら、不斷に他の強大な動物から脅かされ、生命の危險におびえわなないて居た。
萩原朔太郎 青空文庫
私、幼くして、峻厳酷烈なる亡父、ならびに長兄に叩きあげられ、私もまた、人間として少し頑迷なるところあり、文学に於いては絶対に利己的なるダンディスムを奉じ、十年来の親友をも、みだりに許さず、死して、なお、旗を右手に歯ぎしりしつつ巷をよろばいあるくわが身の執拗なる業をも感じて居るのだ。
――当りまえのことを当りまえに語る。 もの思う葦 青空文庫
被告タル酷烈ノ自意識ダマスナ。
太宰治 創生記 青空文庫
幸福クラブ、誕生の第一の夕、しかし最初の話手が陰惨酷烈、とうてい正視できぬある種の生活断面を、ちらとでもお目にかけたとあっては、重大の問題、ゆゆしき責任を感じます。
太宰治 喝采 青空文庫
作例 · 標準
その未曾有の災害は、想像を絶する酷烈さで、街の多くの家屋が壊滅的な被害を受けた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
敵軍の攻撃は酷烈を極め、兵士たちは疲弊しきっていたが、それでも持ち場を離れなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「あの映画監督の指導は、まるで酷烈な試練のようだ!役者たちは皆、心身ともに追い詰められている!」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite