小難しい
こむずかしい異読 こむつかしい
形容詞
標準
slightly difficult
文例 · 用例
ごめん、小難しいことを言って」「たぶん、わたしの勉強不足ですね。
— The Golden Rose 『黄金薔薇』 青空文庫
それ自身が目的である行為ほど正直なものはなくって、正直ほど厭味のないものはないんだから、万事正直に出られないような我々時代の、こむずかしい教育を受けたものはみんな気障だ」 ここまでの理屈は三四郎にもわかっている。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
それから彼のいまだかつて考えた事もない、社会観とか人生観とかいうこむずかしい方面の問題を、時々持ち出して彼を苦しめた。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
それはこむずかしい理窟だから、たといどんな要求から起ろうと敬太郎のために弁ずる必要はないが、この頃になって偶然千代子の結婚談を耳にした彼が、頭の中の世界と、頭の外にある社会との矛盾に、ちょっと首を捻ったのは事実に相違なかった。
— 夏目漱石 『彼岸過迄』 青空文庫
こむずかしい屁理窟を知らない市井人は、自分たちだけの目で、ちゃんと三島由紀夫というものを認めている。
— 坂口安吾 『我が人生観』 青空文庫
いやしくも人間たるものが金儲の意味さえ知らないで、こむずかしい口巧者な事を云うから、気の毒だと云うのでどてらは笑ったのである。
— 夏目漱石 『坑夫』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも小難しい顔をして、小難しそうな哲学書を読んでいる。
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そんな小難しい理屈を並べられても、私にはさっぱり理解できないよ。
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専門用語ばかりの小難しい説明よりも、もっと直感的な図解が欲しい。
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