吐息
といき
名詞頻度ランク #35704 · 青空 926 例
標準
sigh
文例 · 用例
円の面積を算出する公式も、鶴亀算の応用問題の式も、甚だ心もとなくいっそ代数でやればできるのだが、などと青息吐息の態とやや似ている。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
峡谷の水分を含んだ冷たい吐息が、頬や腮にかかる。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
雲は凍っているのか、吐息を凝らしているのか、巨大の容積がしずまり返っている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
何だ、あれは、一体) 思わず、彼は深い吐息をついた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
そして、自分の吐息の大きさに慌てて、車室を見廻した。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
あつふあつふと生ら暖い吐息が私の顏に感じられた。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
と、喘いでゐたお前の息は丁度臨終の迫つた病人のやうに和いで來、鎭まつて行き、段々に間遠になつて、時々深い吐息がお前の白い咽喉首を脹らました。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
『ふつ‥‥‥』と、私は我知らず吐息づいて、その吐息を感じてひよいと振り向いた水島と視線をかち合はせた。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
作例 · 標準
彼の胸から、安堵の吐息が漏れた。
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深い悲しみに包まれ、彼女は長い吐息をついた。
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森の中で、風が木の葉を揺らす音と、静かな吐息だけが聞こえた。
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