鈴なり
すずなり
名詞
標準
bunches (e.g. of fruit)
文例 · 用例
柿江の身のまわりには鈴なりに子供たちがからみついていた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
ある時は硝子戸に近よつて、その面に鈴なりになつて、細かく羽根を動かしながら、光を目がけて近寄らうとする羽蟲の類を飽く事なく眺めやつたりした。
— 有島武郎 『小さき影』 青空文庫
しかし立去りかねて、ながいあいだ両手を垂れたままランプの鈴なりになった木を見つめていた。
— 新美南吉 『おじいさんのランプ』 青空文庫
玉淵の子朝綱、千古、千古の子の維時は皆文章博士であり、維時の子の重光の子の匡衡も文章博士、維時の子の斉光は東宮学士、斉光の子の為基も文章博士であり、大江家の系図を覧れば、文章博士や大学頭の鈴なりで、定基は為基の弟、匡衡とは従兄弟同士である。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
静けさや、かづらの葉、光は溢れつくして、また元のままに落ちつけば、数しれぬ鈴なりの葉もまた静まる。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
ああ、冬ばれ、鈴なりの赤い赤い豆柿。
— 北原白秋 『第二海豹と雲』 青空文庫
方々の窓にはまた黒い赭い白い顔と手とが鈴なりにぶら下った。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
これに反して、始めにただ一本であったヒアシンスは、次第に数を増し、それがみんな元気よく生い立って、サファヤで造ったような花を鈴なりに咲かせている。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
作例 · 標準
庭の柿の木が今年は豊作で、枝が折れんばかりに実が鈴なりになっている。
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収穫時期を迎えたブドウ園では、たわわに実った房が鈴なりにぶら下がっていた。
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街灯の光に誘われて、夏の夜の街灯には小さな虫たちが鈴なりに集まっている。
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標準
crammed (e.g. with people)
作例 · 標準
人気アーティストのライブ会場は、開演前からファンの人々で鈴なり状態だった。
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セールの始まったデパートの入り口には、開店を待つ買い物客が鈴なりに並んでいる。
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通勤ラッシュ時のホームでは、電車が到着するたびに人が鈴なりになって乗り込んでいく。
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