幻辞.com

ネチネチ

ネチネチ異読 ねちねち
副詞動詞-サ変
1
標準
stickily
文例 · 用例
運悪く隣に坐った吉井正太郎より、例によってネチネチと、最近発表した小説をけなされている最中だったので、その方の応酬に大童であった。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
針助はにやりと笑って、薄気味の悪い、女のようなネチネチと優しい声で、「今はこんな端た金でも、もうちょっと仕込んだら、今に背中の刺青にものを言わすようになるやろ」「じゃ、あんた、もうこの娘っ子に……」 と、お加代は顔色を変えた。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
はいって来た針助は、ブルブルふるえている次郎と三郎の前に、どっかりと坐ると、「どや、お前ら腹がすいたやろ」 と、例の女のようなネチネチした口調で言いながらにこにこと笑っていた。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
「そら考えちがいやぜ」 と、針助はネチネチとした口調で、言いきかせるように、「――刺青いうたら、ええもんやぜ。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
それもいいが、いつまでもサッパリしないでネチネチと際限なくごてる。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
ただ読んでさえ七むずかしいのに弱らせられるんだから、あの気難かし屋に捉まったら災難だ、頭からガミガミと叱られるなら我慢し易いが、ネチネチとトロ火で油煎されるように痛めつけられたら精も根も竭きて節々までグタグタになってしまうと、恐れを成さずにはいられまい。
内田魯庵 八犬伝談余 青空文庫
三唖も旋毛の少々曲った変梃な男だから嫌気がさして復た暫らく足を遠のくと、今度は他の家へはマメに出掛けるくせに社のものの方へはまるきり鼬の道てのは余まり義理を知らなさ過ぎるぜと、一々不義理を数え立てられてネチネチと油を搾られた。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
「女工の惚れ方はブルジョワのお嬢さんのようにネチネチと形式張ったものではなくて、実に直接且つ具体的なので困る!
小林多喜二 党生活者 青空文庫
作例 · 標準
餅は焼くと表面がネチネチとして、香ばしい匂いがする。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供の頃、よくネチネチした飴を食べては歯にくっついて困ったものだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
熱くなったアスファルトは、ネチネチと靴底にまとわりついた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
2
標準
persistently
作例 · 標準
彼はネチネチと人の欠点を指摘するので、あまり好かれていない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
上司からネチネチと嫌味を言われ、仕事へのやる気をなくしてしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女はネチネチと過去の失敗を持ち出しては、私を責め立てた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ネチネチ(ネチネチ) — 幻辞.com