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旅役者

たびやくしゃ
名詞
1
標準
itinerant entertainer or troupe
文例 · 用例
浪という芸者が、いましたけれど、いつも男の言うこと聞きすぎて、田舎まわりの旅役者にだまされ、この土地に居られなくなり、いまはASという温泉場で、温泉芸者している筈です、という答えであった。
太宰治 デカダン抗議 青空文庫
忘れるどころか、いよいよ好きになった、旅役者にだまされるとは、なんというロマンチック。
太宰治 デカダン抗議 青空文庫
帰れ、君、――筑紫平の豊麗に白がね鐙、わか駒の騎士も南へ、旅役者、歌の巡礼、麗姫、奴、絵だくみ、うつら練り続け。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫
……ところがここに又、左様な天下の御威光を恐れぬ無法者が現われました……と申しますのは、その御免状を盗みました掏摸の女親分で御座いまして、当時江戸お構いになっておりました旅役者上りの、外蟇お久美と申しまする者が、その評判に割込んで参いりましたそうで……」「うむ。
夢野久作 斬られたさに 青空文庫
一方には女郎の千枚|起請や旅役者の夫婦約束が、何の苦もなく相手を自殺させるなぞいう奇蹟が続々と起って来ることになるのであります。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
今までは余り名の売れていない一個の旅役者に過ぎなかった彼が、その名声も俄かにあがって、李香が包孝粛を出しさえすれば大入りはきっと受合いということになったのだから偉いものさ。
岡本綺堂 女侠伝 青空文庫
彼女は熊野通り二条下るにある熊野座という小さい劇場に、今年の二月から打ち続けている嵐扇太郎という旅役者とありふれた関係に陥ちていた。
菊池寛 身投げ救助業 青空文庫
旅役者けふがわかれか、のうえ、春もをはりか、のうえ、旅の、さいさい、窓から芝居小屋を見れば、よその畑に、のうえ、麥の畑に、のうえ、ひとり、さいさい、からしの花がちる、しよんがいな。
北原白秋 思ひ出 抒情小曲集 青空文庫
作例 · 標準
昔の日本には、各地を巡業する旅役者が多くいた。
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旅役者の生活は厳しいものだったが、彼らは舞台に情熱を燃やしていた。
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その老人は、かつて有名な旅役者だったと語った。
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