黒牛
こくぎゅう異読 くろうし
名詞
標準
black cattle
文例 · 用例
)宅膳 黒牛の背に、鞍置かず、荒縄に縛める。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
そりゃあるいは雨も降ろう、黒雲も湧き起ろうが、それは、惨憺たる黒牛の背の犠牲を見るに忍びないで、天道が泣かるるのじゃ。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
祭壇の上には、黒牛の皮で作られたおそろしく大きな釜が置かれて、その釜の中には熱湯が、火の気も無いのに、沸々と煮えたぎって吹きこぼれるばかりの勢いでありました。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
それは『列子』の説符第八に、三代続いて仁義を行った宋人方の黒牛が白い犢を生んだので、孔子に問うと吉祥と答えその犢もて神を祭らしめたが、ほどなくその人盲となった。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
そうして何は兎もあれ用心のために、お母様や妹共をこの室から遠ざけまして、お父さんとその他にも一人、気の強い、力も強い家来の黒牛という者と二人で枕元に居る事にしまして、一方は、廏屋の馬丁に申しつけて、『瞬』を厳重に柱に縛り付けて動かぬようにして、その上に番人を二人までもつけておきました。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
先生は取るものも取りあえず直ぐに駈け付けて見ますと、昨夜夜通し寝ず番をした紅矢のお父さんと黒牛とが、玄関に出迎えていまして、両方から手を引いて、紅矢の寝床へ案内をしました。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
赤牛黒牛赤牛 黒牛モー モーあつち向いちやモー モーこつち向いちやモー モー父さん 母さんモー モー角が生えてるキー モー。
— 野口雨情 『十五夜お月さん』 青空文庫
赤牛黒牛赤牛 黒牛モー モーあつち向いちやモー モーこつち向いちやモー モー父さん 母さんモー モー角が生えてるモー モー。
— 野口雨情 『十五夜お月さん』 青空文庫
作例 · 標準
豊かな自然の中で育てられた黒牛の肉は、きめ細やかな霜降りが特徴です。
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「今日のバーベキュー、奮発して和牛の黒牛を買ってきたよ!」「最高だね!」
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牧場では、真っ黒な毛並みの黒牛たちがのんびりと草を食んでいた。
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