刺蛾
いらが異読 イラガ
名詞
標準
Monema flavescens (species of slug moth)
文例 · 用例
然るに北原氏には、私のいらいらがたつぷりと這入るだけの餘裕があります。
— 萩原朔太郎 『ふつくりとした人柄』 青空文庫
」「たったそればやこし……こんなに仰山あるのに、またあいらが戻ったら笑うがの。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
わいらがもっと大けになったら金ン比羅参りに連れて行てやるぞ。
— 黒島傳治 『砂糖泥棒』 青空文庫
ばかめ、こんな爺さんを掴めえて、剣突もすさまじいや、なんだと思っていやがんでえ、こう指一本でも指してみろ、今じゃおいらが後見だ」 憤慨と、軽侮と、怨恨とを満たしたる、視線の赴くところ、麹町一番町英国公使館の土塀のあたりを、柳の木立ちに隠見して、角燈あり、南をさして行く。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
親身といってほかにはないから、そこでおいらが引き取って、これだけの女にしたのも、三代|祟る執念で、親のかわりに、なあ、お香、きさまに思い知らせたさ。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
鼈甲屋や、衣裳屋、指物屋なぞの出入りが間遠になって来たのは、どうも怪訝しいと言う近所界隈の取沙汰じゃ……吾々もドウモそこいらが臭いような……事件の起りはその辺ではないかと言いたいような気持がするが、それから奥の深い事情が一つも判然らんけに困っとる。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
』『なるほどうまいことを言うじゃアないか、今日おいらが蔦屋へ行って今朝の一件を話すと、長屋の者が、懐が寒くなるから頭へ逆上せるだッて言やアがる。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
そこいらが広くなって、なんだかそれを見るとおかあさんじゃないけれども涙が出てきそうだった。
— 有島武郎 『火事とポチ』 青空文庫
作例 · 標準
春になると、庭のツゲに刺蛾が大量発生して困っている。
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森を散策中、珍しい刺蛾の幼虫を観察できた。
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「わあ、これ、刺蛾の抜け殻かな?」と子供が指をさした。
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