帯刀御免
たいとうごめん
名詞
標準
a non-samurai being granted the privilege of wearing a sword (during the Edo period)
文例 · 用例
その財力と才幹は江戸諸大名の藩政を動かすに足りる力があったけれども身分は帯刀御免の士分に過ぎない。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
今に九兵衛は帯刀御免、御褒美の金はどれくらいであろうか。
— 江見水蔭 『備前天一坊』 青空文庫
それは四つ目の藤野屋杢左衞門と申してお駕籠御用達しで、名字帯刀御免の分限でござります。
— 三遊亭圓朝 『鹽原多助一代記』 青空文庫
七六頁に「名主は苗字帯刀御免の人だから、斬つてしまふといふのは事によると嘘ではあるまい」と書いてある。
— 三田村鳶魚 『中里介山の『大菩薩峠』』 青空文庫
「苗字帯刀御免」というのは、士分の待遇を受けていることである。
— 三田村鳶魚 『中里介山の『大菩薩峠』』 青空文庫
よって、一代|苗字帯刀御免なし下され候。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
苗字帯刀御免とありますね。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
」と言って、金兵衛はお玉を顧みて、「吉左衛門さんはお前、苗字帯刀御免ということになったんだよ。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、商家の一族から武士に養子に入り、帯刀御免を許された。
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当時、一般庶民が帯刀御免を得ることは極めて稀なことであった。
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その剣術の腕前は、まるで帯刀御免を許された武士のようだと賞賛された。
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