要
かなめ
名詞頻度ランク #4129 · 青空 2306 例
標準
pivot
文例 · 用例
冬の野原を夏の風が行くに煙が去つた情熱の火が突進するブツカルものもなく――だから不可ない昔からあつたものだのに今新たに起つたものだそれを如何して呉れるい横から眺めてゐるな誰の罪でもない必要ぢやない欲しいだけだ
— 中原中也 『情慾』 青空文庫
手短かに云へば、作家牧野は、もつと書き流す態の作をするにはあまりに純粋の要求があり過ぎたし、完固たるフォルムに到達するためにはあまりに情調派であり過ぎたのである。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
私に問題なのは、要するに彼が如何に音楽を要求したかが問題であつて、言ひ換れば、彼れの魂が如何に音楽に於いて満足されたかが問題なのである。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
此の事は強調すべき必要がある。
— 中原中也 『菊岡久利著「貧時交」』 青空文庫
超現実派の詩論なぞも読んでをりますが、そして所々非常な卓見にも遭遇しますが、要するに読んだ後では「今時誰も結論には到達しないのだ」といふ何時も乍らの呟きを繰返さなければならない始末です。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
然し私にはそれが十年二十年で可能とは見えませんし、猶それが可能となるためにはもう一寸何かの要素が加はらなければならないのではないかと考へられます。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
とまれ、必要以上に真摯だ、つまり、感情的に真摯だといふことが云へるのではありますまいか。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
こちらはもともと観念といふものを必要としてをり、衣食住だけを全てだとは思はない人種だからである。
— 中原中也 『作家と孤独』 青空文庫
作例 · 標準
長年愛用していた扇子の要が外れてしまい、竹の骨がバラバラになった。
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扇を広げるたびに、要の金具がカチリと心地よい音を響かせる。
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「要のピンが緩んでいるようじゃ、肝心な場面で扇がパッと開かないぞ。」
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職人が小さな金槌を使い、新しい扇子の要を慎重に打ち込んで固定した。
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標準
vital point
作例 · 標準
「彼こそがこのプロジェクトの要だ。彼が抜ければ、作戦はすべて白紙になる。」
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議論の要を見失わないように、ホワイトボードにもう一度論点を書き出した。
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防衛線の要となるこの砦を死守するため、兵士たちは交代で夜通し見張った。
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「ここが勝負の要だぞ、気合を入れ直せ!」監督の怒声がベンチに響く。
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標準
Japanese photinia
作例 · 標準
生け垣の要が、春の日差しを浴びて燃えるような真っ赤な新芽を吹いている。
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庭の隅に植えた要の木が、いつの間にか私の背丈を追い越すほどに成長した。
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要の葉を一枚ちぎって光にかざしてみると、細かな網目状の葉脈が見えた。
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「ほら、白くて小さい花が咲いているのが要の木だよ。」と母が教えてくれた。
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