降り龍
くだりりゅう異読 くだりりょう
名詞
標準
descending dragon
文例 · 用例
……左腕に、昇り龍、右腕に、降り龍――あたしが彫るのなら、両腕に、一対、ぜひ頼みたいって。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
」「うウン、わかったような、わからんような気持じゃが……」「金五郎さん、お願い」と、また、お京は、蓮ッ葉な伝法調から、哀願する態度になって、「ね、あたしに、右腕に、降り龍を彫らせて。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
どんなことがあっても、あなたの右腕に、降り龍を彫りたい――憑きもののしたような、命がけの願い。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
ああ、金五郎さんがいやというなら、殺してでも、この腕に、降り龍を彫りたいわ」「お京さん」「あい」「そうしておくれ」「どうするの?
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
「緑屋」で、お京から責め立てられ、「それでも男か」と詰られて、右腕に降り龍を彫ることだけは、約束したのである。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
そして、右腕へ、降り龍を彫ってもらい、いっそ、ええ仲になってやろか) 近所の人たちが、訊く。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
一つの方は、駄目かも知れない――右腕にも、降り龍を彫る約束がしてあるから、お前が約束を果しておいで。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
おりゃあ、死ぬ間際に、お京が、約束の右腕に、降り龍でも彫るのかと、びっくりした。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
作例 · 標準
寺の天井には、力強い降り龍の絵が描かれている。
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降り龍の彫刻が施された門は、見る者を圧倒する迫力があった。
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伝説によると、降り龍は人々に幸福をもたらすという。
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