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舞い頻る

まいしきる
動詞
1
標準
文例 · 用例
晴れていたら駿河台から湯島、本郷から上野の丘までひと眼に見わたせるだろう、いまは舞いしきる粉雪で少し遠いところは朧にかすんでいるが、焼け落ちた家いえの梁や柱や、焦げ毀れた家財などの散乱するあいだを、ひどく狭くなった道がうねくねと消えてゆくはてまで、一望の荒涼とした廃墟しか見られなかった。
山本周五郎 柳橋物語 青空文庫
ずっとそこにそうしていたらしい、両袖を胸に重ねて、身動きもせずに、雪の舞いしきる庭の、ひとところを見まもっていた。
第一部 樅ノ木は残った 青空文庫
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