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禅和

ぜんわ
名詞
1
標準
文例 · 用例
永禪和尚は毒喰わば皿まで舐れと、死骸をごろ/\転がして、本堂の床下へ薪割で突込みますのは、今に奉公人が帰って来てはならぬと急いで床下へ深く突入れました。
三遊亭圓朝 敵討札所の霊験 青空文庫
庄「こりゃはい迚も/\、どもはや私は見て居ったので」 自分の掴まえて居る帯を放せば宜いに、先の人の帯を確かりと捉えて居たからずるずると共に引摺られて出るのを見ると、顔色変じて血に染みた七兵衞の死骸が出ますと云う、これから永禪和尚悪事露顕のお話、一寸一息つきまして。
三遊亭圓朝 敵討札所の霊験 青空文庫
二十二 お話は両に分れまして、大工町の藤屋七兵衞の宅へ毎夜参りまして、永禪和尚がお梅と楽しんで居ります。
三遊亭圓朝 敵討札所の霊験 青空文庫
二十九又「やア斬りやアがったな」 と引金を引いてどんと打つ、永禪和尚は身をかわすと運の宜い奴、玉は肩を反れてぷつりと破壁を打貫いて落る。
三遊亭圓朝 敵討札所の霊験 青空文庫
又九郎は汝れ斬りやアがったなと空鉄砲を持って永禪和尚に打って掛るを引っ外して、永「猪口才な事をするな」 と肩先深く斬下げました。
三遊亭圓朝 敵討札所の霊験 青空文庫
然うなると女でも男でも変りは無いもので、繼「私を見忘れはすまい、藤屋七兵衞の娘お繼だ、汝は永禪和尚で、今は櫻川又市と云おうがな」 と云う其の声がぴんと響く。
三遊亭圓朝 敵討札所の霊験 青空文庫