うかうか
うかうか異読 ウカウカ
副詞副詞-と動詞-サ変頻度ランク #41690 · 青空 456 例
標準
carelessly
文例 · 用例
それだのにこれに備うる事もせず、また強い地震の後には津浪の来る恐れがあるというくらいの見やすい道理もわきまえずに、うかうかしているというのはそもそも不用意千万なことである。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
それにもかかわらず、うかうかとそういうものに頼って脚下の安全なものを棄てようとする、それと同じ心理が、正しく地震や津浪の災害を招致する、というよりはむしろ、地震や津浪から災害を製造する原動力になるのである。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
私は、診察の順番を待つ間――一時間近く――うかうかとその場景に見入って居りました。
— 岡本かの子 『病房にたわむ花』 青空文庫
しかしうかうかしていると、色々な妙な思想がフィルムの形になって外国から続々入り込んで全国に燃え拡がるのは事実である。
— 寺田寅彦 『教育映画について』 青空文庫
ただいかにも面白いのでうかうかと二、三十章を一と息に読んでしまった。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
むつかしい顔をして聞いていた父は、「阿呆が、うかうかしよるせに、他人になぶり者にせられるんじゃ。
— 黒島傳治 『まかないの棒』 青空文庫
こんな事をうかうか考えている自分を発見すると同時にまた、現在この眼前の食堂の中に期せずして笑い上戸おこり上戸泣き上戸|三幅対そろった会合があったのだという滑稽なる事実に気がついたのであった。
— 寺田寅彦 『三斜晶系』 青空文庫
そうして付け焼き刃の文明に陶酔した人間はもうすっかり天然の支配に成功したとのみ思い上がって所きらわず薄弱な家を立て連ね、そうして枕を高くしてきたるべき審判の日をうかうかと待っていたのではないかという疑いも起こし得られる。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
作例 · 標準
試験対策をうかうかしていると、合格は難しい。
この状況を甘く見てうかうかしていると、後悔することになるだろう。
彼はうかうかと三年間を過ごし、気づいた時には仕事が見つかっていなかった。
病気の予防をうかうかしていると、重い症状に進行する可能性がある。