大それた
だいそれた異読 おおそれた
連体詞
標準
outrageous
文例 · 用例
彼は自分は発明なんて大それたことより、普通の生活が欲しいのではないかと考え始めたりした。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
こう云ったからといって私は二科会や美術院の解散をすすめるというような大それた考えを持ち出す訳でも何でもない。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
とにかくこういう時代には、人間は極端に自然に従順であって、自然に逆らうような大それた企ては何もしなかったからよかったのである。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
非人風情に大それた奴じゃ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
彼れの大事な仕事を土臺からひつくり返さうとする大それた邪魔者のやうに思はれた。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
きさまらはよくも国家の法律を犯してこんな大それたことをしたな。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
それから大それた不軌を図つたと云ふこと、丁度一年半程前に、紀州の石川を堀江の或旅館に訪問した等のことが原因であり実行であるのだと云ふこと、誰が何を云つて、自分が何を聞いたか。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
)お師匠筋へ手をつくと、運八がしゃりしゃりと、袴の膝で詰寄って、(汝というものは、老夫、大それた、これ、ものも積って程に見ろ。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
作例 · 標準
「世界征服なんて大それた野望を抱く前に、まずは自分の部屋の掃除をしたらどうだい?」
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平社員の自分が社長の決断に異議を唱えるなんて、大それたことだとは分かっていたが黙れなかった。
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百年先の未来を予測しようなんて、人間にとっては大それた試みなのかもしれない。
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