千振
せんぶり異読 センブリ
名詞
標準
Japanese green gentian (Swertia japonica)
文例 · 用例
千振と稱する藥草も多し。
— 大町桂月 『鹿野山』 青空文庫
母は滅多に外出しなかったので、たまに前の山に千振摘みなどに行く時、私らはそれを大変な珍しいことのようにして、そのあとについて行った。
— 堺利彦 『私の母』 青空文庫
母は千振を摘んでは蔭干しにしておいて、毎朝それを茶の中に振りだして飲むのであった。
— 堺利彦 『私の母』 青空文庫
後に私が人生のある事件を批評する時、「苦底の甘味」という言葉を用いたことがあるが、それは千振の味に思い寄せたのであった。
— 堺利彦 『私の母』 青空文庫
また千振という草のツイツイと立っている姿、あのささやかな白い花の形などが、何とも言われぬしおらしさを私に感じさせた。
— 堺利彦 『私の母』 青空文庫
田間を過るに西南に多羅嶽、南に温泉嶽(又雲仙と書)東南に柳川の諸山、東に久留米の山、西南間川上山、北に阿弥嶽、筑前の千振山等四面に崔嵬繚繞して雲間に秀突せり。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
なんでひいたか」「寒のうちから、悦之進どのと根競べを約束して、毎あさ暁起して、てまえは素槍千振り、悦之進どのは、居合を三百回抜くという行をやっておりまする」「ははあ、毎朝暗いうちから、山荘の裏のほうで、犢牛がうなるような声がしていると思うたら、おまえたちか」「お眠りの邪げになりましたか。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
」 爺さんは平素せんぶりを嘗めつけた口もとを歪めながら言つた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
**千振**は、その苦味から薬草としても利用される植物です。
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**千振**の根は、消化促進や食欲増進の効果があると言われています。
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漢方薬には、**千振**が配合されているものもありますよ。
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標準
alderfly (esp. species Sialis japonica)
作例 · 標準
川辺で、黒くて小さな昆虫が飛んでいるのを見かけたが、あれは**千振**だったのだろうか?
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**千振**の幼虫は、水生昆虫として水中で生活しています。
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**千振**は、環境の良い清流に生息する昆虫として知られています。
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