急雨
きゅうう
名詞
標準
rain shower
文例 · 用例
きゅうに遠くの方で急雨のような音がした。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
寂蓮の急雨|定頼卿の宇治の網代木これ見様体の歌なり。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
昨夜の風雨は高原らしい風雨であつた、雷鳴急雨、それは私の荒みつゝある身心を鞭つた。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
その夜の中に急雨がやつて來た。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
時々急雨が山頂に降りそゝぎて來たなと思つてゐると、天一面を覆つて、眞黒く群れて縱横に飛び交はしてゐる山燕の幾千幾百を見掛けるのであつたが。
— 吉江喬松 『山岳美觀』 青空文庫
ひげ武者のアイノに道を聽いて後、義雄がこの紅葉した濶葉樹密接林の間を驅ける時、目をつぶると、その葉毎/\に當る風の音が急雨のやつて來るかと驚かれた。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
寂蓮の急雨、定頼卿の宇治の網代木、これ見る様体の歌也。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
七月二十五日(水曜)急雨 池田さん来。
— 一九二八年(昭和三年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
雲行きが怪しいと思っていたら、案の定、バケツをひっくり返したような激しい急雨に見舞われた。
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「ひどい雨ね!あそこの軒下で少し雨宿りしていこう」と、二人は顔を見合わせて駆け出した。
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晴天から一転しての急雨に、駅前ではカバンを頭に乗せて走る人や折りたたみ傘を広げる人々で溢れかえった。
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午後の穏やかな散歩を邪魔するように、冷たい風を伴った急雨が音を立てて通り過ぎていった。
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