偽造
ぎぞう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞名詞-の形容詞頻度ランク #6463 · 青空 237 例
標準
forgery
文例 · 用例
昔ある国での話であるが、天文の学生が怠けて星の観測簿を偽造して先生に差出したら忽ち見破られてひどくお眼玉を頂戴した。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
実際一晩の観測簿を尤もらしく偽造するための労力は十晩百晩の観測の労力よりも大きいものだろうと想像されるのである。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
もし『古事記』が、平安朝になってから偽造されたものとすれば、これほど厳重に仮名を遣い分けることが出来るかどうか非常に疑わしいと言わなければなりません。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
それを、松田は突っ放せぬ、どころか、商標偽造で訴えられる心配までしているのだ。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
この女は大川氏の猟奇癖に知ってか或いは知らずにかいつの間にか乗って仕舞って、その表皮がいつか奇矯に偽造され、文壇の見せ物になって居るに過ぎない。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
先月の六日の第一回の裁判を受け、女と共に他の窃盗人殺印鑑偽造等の囚徒達と因人馬車に同車して市ヶ台の未決監に送られたのも事実です。
— 北原白秋 『わが敬愛する人々に』 青空文庫
その戸籍面を偽造して、私を初め谷山一家の人々を欺いていたのが、誰でもない、新聞記者のAだったのですからね。
— 夢野久作 『キチガイ地獄』 青空文庫
この男こそ、かの有名なる偽造者にして強盗犯人たるベディッグトン以外の何者でもなかりしなり。
— コナンドイル Arthur Conan Doyle 『株式仲買店々員』 青空文庫
ウィキペディア
偽造(ぎぞう)とは、にせものをつくること。贋造。
出典: 偽造 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0