金ペン
きんペン
名詞
標準
gold pen (nib)
文例 · 用例
小沢は学生時代、LUMPEN(ルンペン)という題を出されて、「RUMPEN とは合金ペンなり」 という怪しげな答案を書いたことがあるが、ルンペンの本来の意味は、ボロとか屑とかいう意味である。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
用筆は最初Gの金ペンを用いた。
— 夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 『文士の生活』 青空文庫
Lumpen(ルンペン)を合金ペンと訳しとるねんや」「だいぶ考えよったですな」「まだある。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
用いふるした金ペンと小さい鉛筆をためるのと、髪の毛の数を想像し、草の生えて居るところを四角に切って元禄にとって行くのは馬鹿げたことでたのしみなことである。
— 宮本百合子 『芽生』 青空文庫
折々金ペンの光りが鋭く閃めいた。
— 小川未明 『扉』 青空文庫
金ペンにはまだインキが乾いていない。
— 小川未明 『扉』 青空文庫
文字よりも、金ペンの光るのに気を取られていた。
— 小川未明 『扉』 青空文庫
……振り向いて、病的にもう一度金ペンの光っているのを見た。
— 小川未明 『扉』 青空文庫