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撓う

しなう
動詞-五段-ウ行動詞-自動詞
1
標準
to bend
文例 · 用例
このごうごうと撓う大地、誰が無生物と思えようぞ。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
で、遠慮したか、葭戸の開いた敷居越に、撓うような膝を支いて、框の隅の柱を楯に、少し前屈みに身を寄せる、と繻子の帯がキクと鳴る、心の通う音である。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
抜いて持った釵、鬢摺れに髪に返そうとすると、や、するごとに、手の撓うにさえ、得も言われない、異な、変な、悪臭い、堪らない、臭気がしたのであるから。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
だって布袋竹の釣竿のよく撓う奴でもってピューッと一ツやられたのだもの。
幸田露伴 雁坂越 青空文庫
袖の撓うを胸へ取った、前抱きにぬっと立ち、腰を張って土手を下りた。
泉鏡花 縷紅新草 青空文庫
」 ただ引伏せた練絹に似た、死んだようなお冬の姿が、撓うばかりに揺れたのであります。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
きつい雨で、見ていると大事な空地の花壇の青紫蘇がぴしぴし雨脚に打たれて撓う
宮本百合子 雨と子供 青空文庫
桃子の心と体とはそういう順助の声の優しい重さに撓うばかりである。
宮本百合子 夜の若葉 青空文庫
作例 · 標準
釣り竿が大物の手応えで大きく撓っている
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雪の重みで、庭の木の枝が折れそうなほど撓っている
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強い風を受けて、高層ビルの上層階がわずかに撓うのを感じた。
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2
標準
to be supple (e.g. bamboo, body)
作例 · 標準
彼女の鍛え上げられた体は、鞭のようにしなやかに撓う
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良質な竹で作られた弓は、引くたびに美しく撓う
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新体操の選手の動きは、指先まで柔らかく撓っていて美しい。
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撓う(しなう) — 幻辞.com