切り盛り
きりもり
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #32111 · 青空 65 例
標準
management (of a house, store, etc.)
文例 · 用例
「娘の子も下町で十五になると、かれこれ役に立ちますな」 その姉娘が主婦の形で、お店から小僧一人を力仕事や使い走りの手伝いに寄越しといて貰えば、結構、家の中も切り盛りしますれば、妹たちの面倒もみる。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
お秀はとき/″\思い切って職工でも農家でも関わない、早く結婚してこの女一人の腕で家一軒を切り盛りして行く苦労と煩わしさから逃れたいと思うのですが、そういう階級の家の男は高等女学校卒業という資格を妙に窮屈がって始めから相談に乗りませんです。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
だから、新子が今年の初めから母を助けて家計を切り盛りし、月々|幾何幾何と、定めておいても圭子も美和子も、ムダな浪費をする習慣がなかなか止まず、本好きの姉は、この頃|為替相場の関係でめっきり高くなった洋書を、買ったりするのである。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
カラザズさんは奥さまを亡くされてましたが、家の切り盛りについてはディクソンさんという立派な年輩の家政婦をお雇いで。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
「やりたいからやる」といった感覚で個人が切り盛りするには、費用と手間の両面で大きすぎる負担がかかります。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
教員といふのは猫のやうな男なのに女は反對の勝氣な性質ではあるし自分が資本を拵へたといふので世帶のことは一切女の切り盛りであるとかいふのであつた。
— 長塚節 『商機』 青空文庫
右大臣との仲は初めからよくなかった上に、左大臣は前代にいくぶん専横的にも政治を切り盛りしたのであったから、当帝の外戚として右大臣が得意になっているのに対しては喜ばないのは道理である。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
この五十川女史のまあまあというような不思議なあいまいな切り盛りで、木村は、どこか不確実ではあるが、ともかく葉子を妻としうる保障を握ったのだった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
標準
cutting up and serving food
標準
cut and fill (e.g. earthwork)