私窩子
しかし異読 しわし
名詞多音語頻度ランク #172 · 青空 0 例
標準
prostitute
文例 · 用例
彼女の売出しごろには舞台の背景に巴里の場末の魔窟を使い相手役はジゴロ(パリの遊び女の情人)に扮した俳優を使い彼女自身も赤い肩巻に格子縞の Basque という私窩子型通りの服装をして彼女の唄の内容を芝居がかりで補ったものだが、このごろは小唄専門のルウロップ館あたりへ出る場合にはその必要は無い。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
私窩子のやるせない憂さ晴しである。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
彼女の売出しごろには舞台の背景に巴里の場末の魔窟を使ひ相手役はジゴロ(パリの遊び女の情人)に扮した俳優を使ひ彼女自身も赤い肩巻に格子縞の Basque といふ私窩子型通りの服装をして彼女の唄の内容を芝居がゝりで補つたものだが、このごろは小唄専門のルウロップ館あたりへ出る場合にはその必要は無い。
— 岡本かの子 『ダミア』 青空文庫
)私窩子でもやってるのじゃないか、と思った。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
その内に或夕方、ふとおれが向うの二階の窓を見ると、黄いろい窓掛を後にして、私窩子のやうな女が立つてゐる。
— 芥川龍之介 『窓』 青空文庫
だからこの私窩子のやうな女が会釈をした時、おれは相手を卑しむより先に、こちらも眼で笑ひながら、黙礼を返さずにはゐられなかつた。
— 芥川龍之介 『窓』 青空文庫
そこであの私窩子のやうな女が会釈をすると、おれの方でも必ず会釈をする。
— 芥川龍之介 『窓』 青空文庫
おれがあの黄いろい窓掛の後に住んでゐる私窩子のやうな女を知らずにゐたら、おれの待ちに待つてゐた客の一人は、とうにこの電鈴の愉快な響を、おれの耳へ伝へたのに相違あるまい。
— 芥川龍之介 『窓』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の吉原のような公認の遊郭に対し、隠れて営業する売春婦を私窩子と呼んだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
歴史小説の中で、貧しさゆえに私窩子として生きる女性の悲劇が描かれていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
当時の記録によると、幕府は私窩子の取り締まりを強化していたことがわかる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview