次から次へと
つぎからつぎへと
表現
標準
in succession
文例 · 用例
お婆さんは、なほもしつこく次から次へと詰問する。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
憂鬱な顔をしながら、根に判らない逞ましいものがあって、稽古ごと一つだって、次から次へと、未知のものを貪り食って行こうとしている。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
どこへ住居を定めあるいは就職しても何となく面白く行かないで、次から次へと転宅あるいは転職する人のうちにはこの猫のようなのもあるいはあるかもしれない。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
一景平均五分程度という急速なテンポで休止なしに次から次へと演ぜられる舞台や茶番や力技は、それ自身にはほとんど何の意味もないようなものでありながらともかくも観客をおしまいまであまり退屈させないで引きずって行くから不思議なものである。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
ある時は複雑な沈鬱な混色ばかりが次から次へと排列されて一種の半音階的の旋律を表わしているのである。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
他の人達は、無氣味なくらゐ素早く、次から次へと、彼等の顏をかぶり、それを取りはづす。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
今では、そこの五百五十九個のベッドに人々は次から次へと死んで行く。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
そして、手術に對する恐怖やお前の生死に對する懸念を離れて、ただ次から次へと迫つてくる瞬間が何とも云へない強い力で私の心を脅かすのであつた。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
作例 · 標準
マジシャンが帽子の中から、色鮮やかな万国旗を次から次へと取り出した。
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子供たちは新しいおもちゃに目を輝かせ、次から次へと遊びを編み出していく。
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不況の影響で、街中の馴染み深い商店が次から次へと閉店してしまった。
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