書き入れる
かきいれる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to write in
文例 · 用例
活動から歸つて來ると、「義侠のらつふるず」といふ風にノートへ役割からシナリオから何から何まで書き入れる、――そんな熱心さだつた。
— 『青空』記事 『青空同人印象記(大正十五年六月號)』 青空文庫
それだから、いつもは、題などはつけないで書きたいことをおしまいまで書いてしまって、なんべんも読み返して手を入れた上で、いよいよ最後に題をきめて冒頭に書き入れることにしているのである。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
「愛するマルセルへ」書き入れる時彼は墓中の息子を確実にわが息子にした。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
結局、日記帳は買い求めても、漫画をかいたり、友人の住所などを書き入れるくらいのもので、日々の出来事を記すことはできない。
— 太宰治 『作家の像』 青空文庫
いつものことだ、性格は高慢ちきで自分本位、脳内へ新情報を書き入れるのは迅速にして正確だが、仕入れ先にはたいていお礼の言葉もない。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
荘田は、無造作に壱万円也と書き入れると、その次ぎの一葉にも、同じ丈の金額を書き入れた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
日記といつても、あたり前の文章を書くのではなくて、いろいろな項目が一頁の罫紙に、例へば、「起床」「通信」「天候」などといふ風に、きまり好く分けられてあつて、その下に、時間や、温度や、通信の数や、また、備考の個所に家畜類の状態などを、毛筆で書き入れるのであつた。
— 牧野信一 『鵞鳥の家』 青空文庫
うつかり、「起床」の項に、前日の通りに「五時」などと書き入れると、直ぐに叔父様が眼を丸くして、「何?
— 牧野信一 『鵞鳥の家』 青空文庫
作例 · 標準
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彼は、申込用紙に住所を正確にかき入れた。
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手帳に、次の会議の予定をかき入れた。
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先生が、生徒の答案用紙に訂正箇所をかき入れてくれた。
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