性骨
しょうぼね
名詞
標準
文例 · 用例
)で、胴肩を一つに揺り上げて、(大胆ものめが、土性骨の太い奴や。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
人形使 そ、そんな、尻べたや、土性骨ばかりでは埒明かねえ、頭も耳も構わずと打叩くんだ。
— 泉鏡花 『山吹』 青空文庫
そんな事に動く根性骨では無い。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
どれ」と起ち上ッて、「往ッて土性骨を打挫いてやりましょう」 お政は坐舗を出てしまッた。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
その根性骨だから人様に憎がられるのだよ」「憎むのは阿母さんばかりです。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
吉、根性骨にしみるほどどやしつけてやれ。
— 菊池寛 『義民甚兵衛』 青空文庫
このほか……「親仁は癪に障るけど、おふくろが可哀相だから帰って来た」 という意気地無しの土性骨。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
予期され、予防に心を用いられていた原子病は、ついに私の肉体に慢性骨髄性白血病および悪性貧血の形であらわれてきた。
— 永井隆 『この子を残して』 青空文庫