幻辞.com

青海波

せいがいは
名詞
1
標準
seigaiha
文例 · 用例
衣絞明るく心着きけむ、銀に青海波の扇子を半、螢より先づハツと面を蔽へるに、風さら/\と戰ぎつゝ、光は袖口よりはらりとこぼれて、窓外の森に尚美しき影をぞ曳きたる。
泉鏡太郎 婦人十一題 青空文庫
狼籍たりし竹の皮も紙屑も何時の間にか掃去られて、水うちたる煉瓦の赤きが上に、青海波を描きたる箒目の痕清く、店の日除や、路ゆく人の浴衣や、見るもの悉く白きが中へ、紅き石竹や紫の桔梗を一荷に担げて売に来る、花売爺の笠の檐に旭日の光かがやきて、乾きもあえぬ花の露|鮮やかに見らるるも嬉し。
岡本綺堂 銀座の朝 青空文庫
乱れた姿で、中形|青海波の浴衣の腕を露呈に、片手に黒い瓶を抱き、装塩をしながら、撮んだ形を、抜いて持った銀の簪の脚で、じゃらすように平直していた。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
源氏の中将は青海波を舞ったのである。
紅葉賀 源氏物語 青空文庫
夕方前のさっと明るくなった日光のもとで青海波は舞われたのである。
紅葉賀 源氏物語 青空文庫
同じ舞ながらも面づかい、足の踏み方などのみごとさに、ほかでも舞う青海波とは全然別な感じであった。
紅葉賀 源氏物語 青空文庫
「今日の試楽は青海波が王だったね。
紅葉賀 源氏物語 青空文庫
支那における青海波の曲の起源なども知って作られた歌であることから、もう十分に后らしい見識を備えていられると源氏は微笑して、手紙を仏の経巻のように拡げて見入っていた。
紅葉賀 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
祖母から譲り受けた着物には、青海波の紋様が美しく描かれていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
青海波は無限に広がる波を表しており、永遠の平安への願いが込められた吉祥文様だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
工芸品の表面に施された青海波のパターンが、モダンでありながら伝統的な印象を与える。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview