茣座
茣座
名詞
標準
文例 · 用例
……こゝは坊主枕なのがうれしい、茣座枕は呪はれてあれ!
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
「忍術の秘訣は第一が小人数、で、私ともう一人、茣座右門と罷り越し、引っ捉えますでございます」「おおそうか、それは勝手だ」 辷るように小次郎は退出した。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
蜈蚣衆の忍術家、一人は琢磨小次郎であり、一人は茣座右門らしい。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
琢磨小次郎と茣座右門、二人の姿に相違ない。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
蜈蚣衆の忍術家、琢磨小次郎と茣座右門の、二人の死骸を後にして、首と胴とから捕り縄を垂らし、火柱の主がノロノロと、南に向かって歩き出したのは、それから間もなくの事であった。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
その二人のお嬢さん達は、青い茣座の上に始終横になって、雑誌を読んだり、果物を食べたりしていた。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
茣座小次郎、伊賀三郎、黄楊四郎の三人は、甲賀流忍術の達人であった。
— 国枝史郎 『五右衛門と新左』 青空文庫
板敷きに円座が二三枚、奥にも部屋があると見えて、仕切りに茣座がつるしてある。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫