槍太
やりふとし
名詞
標準
文例 · 用例
山と山とに狭められた地形の中の決戦なので、馬のいななきも、槍太刀のひびきも、吠えあい、名のりあう武者声も、木魂にひびいて、天地の鳴るような、無気味さだった。
— 第十分冊 『新書太閤記』 青空文庫
それでその頃は立派な家柄の人紳の身ながらに笏や筆を擱いて弓箭鎗太刀を取って武勇の沙汰にも及んだということである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
と、また室内は闇となり、闇の中より鎗太刀の光が閃々として閃めいて見えた。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫