釜場
かまば
名詞
標準
boiler room
文例 · 用例
台所口の戸を明けて、のつそりと彼は親様の家へはひつた、大きな釜場につゞいて深く切つた爐がある。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
」 学生風の男に云われて、由蔵は漸くあたふたと釜場へ通う引戸を押して奥の方へ姿を消した。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
やがて間もなく、真蒼になった女房が番台から裾を乱して飛び降りて来るなり、由蔵の駆けて入った釜場の扉口で甲高い叫びを発した。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
――それは、先刻狼狽して釜場の方へ飛んで行った湯屋の女房であった。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
押入から蒲団を曳きずり出すと、力一杯それを抱えて釜場の方へ引返して来た。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
「君、ちょっと、釜場の上にある由蔵の部屋を捜索して呉れ給え。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
やがて、発見者の刑事を先頭に赤羽主任や刑事連は、釜場の梯子を上って行った。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
由蔵の部屋から釜場へと梯子を降りている時、赤羽主任は、奥の居間から、湯屋の女房が茶盆を持って出て来るのを見た。
— 海野十三 『電気風呂の怪死事件』 青空文庫
作例 · 標準
「すみません、釜場の排水ポンプが詰まったみたいで、地下が浸水しそうです!」
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ホテルの裏手にある釜場では、巨大なボイラーが絶え間なく重低音を響かせている。
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釜場の担当者は、計器の針を鋭い目で見つめながら蒸気圧を調整した。
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