紙巻き煙草
かみまきたばこ
名詞
標準
文例 · 用例
結局は紙巻き煙草を二箱買わされることになった。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
」とホームズは答え、紙巻き煙草に火をつけ、肘掛椅子に腰を下ろした。
— A SCANDAL IN BOHEMIA 『ボヘミアの醜聞』 青空文庫
」とホームズは紙巻き煙草を暖炉にくべる。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
」紙巻き煙草の煙を吸い込む友のさまは、鎮静作用がありがたいとでも言うかのようだ。
— THE FINAL PROBLEM 『最後の事件』 青空文庫
「わかるよ」 わきへよってそれ等の問答をききながら鞣前垂が紙巻き煙草をこさえていたが、真面目などっか心配そうな眉つきになって信吉にきいた。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
俺は葉巻も吸うが、紙巻き煙草が好みだ」 そう言うと、刻み煙草をひとつまみして、巻紙を一枚取って、右手だけでさっと器用に巻いたので、レスブリッジがびっくり。
— The Golden Rose 『黄金薔薇』 青空文庫
ポストクラブの近くにたばこ屋があり、そこで葉巻や紙巻き煙草を買えやすが、そこから見張りやす。
— HARD PRESSED 『本命馬』 青空文庫
それから、ここにフィガロ・タバコもございます」 影男は、いわれるままに、エジプトの紙巻きタバコをとり、少女のさし出すライターの火をつけた。
— 江戸川乱歩 『影男』 青空文庫