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万年草

まんねんぐさ異読 マンネングサ
名詞
1
標準
stonecrop (Sedum spp.)
文例 · 用例
こんな宿にも盆栽の数鉢はある、鳳仙花、唐辛、蘭、万年草など、おしやべりの、きかぬ気の小娘の丹青だ、日本人はうれしいなと思ふ。
広島・尾道 行乞記 青空文庫
――崖径を脇へ外れて、二人は熊笹や万年草の生えた勾配を昇ると、滝の音が脚下に聞える岩の蔭に達した。
牧野信一 滝のある村 青空文庫
おみなへし、へらしだ、われもかう、烏萩、こうや万年草、いちはつ、狐の行灯、烏瓜、ぶらぶら提灯花、孔雀歯朶、盗棒萩、犬虱、しほん、獅子舞ひ蓮華、猫柳……等々と、一見見渡したゞけで忽ち百種類も数へあげることが出来るのである。
牧野信一 バラルダ物語 青空文庫
崖の間からハラハラと水が滾れ落ち、万年草や孔雀歯朶が一杯にはびこつてゐる森の中だつた。
牧野信一 出発 青空文庫
三光新道が鼠小僧の家、母親と妹がすまつてゐて、妹には旦那があつて、その旦那の来てゐる時は、表のこうし戸の前に万年草の植木鉢が出してある。
長谷川時雨 テンコツさん一家 青空文庫
同じ時の作に 色づきし万年草のひさがるゝ高野の秋も寒かりぬべし 桔梗など刈萱堂に供へつゝ高野の山を友の行くらん などがある。
平野萬里 晶子鑑賞 青空文庫
昭和三年(1928)三月発行の『植物研究雑誌』第五巻第三号に「じゃやなぎノ名ノ起リ」と題し、久内清孝君がこのヤナギについて「此世からさへ嫌はれて深く心を奥の院渡らぬ先に渡られぬみめうの橋の危うさも後世のみせしめ蛇柳や」(巣林子『女人堂高野山心中万年草』)の書き出しで、いろいろと書いていられる。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
次に享保十九年(1734)刊行の菊岡沾涼の『本朝世事談綺』巻之二には万年草、高野山大師の御廟にあり一とせに一度日あってこれを採と云此枯たる草を水に浮めて他国の人の安否を見るに存命なるは草。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
作例 · 標準
庭の手入れが簡単な万年草は、ガーデニング初心者にもおすすめだ。
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石垣の隙間から、小さな万年草が顔を出していた。
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万年草は乾燥に強く、日当たりの良い場所を好む。
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